兵庫教会のあゆみ

兵庫教会の歴史は 約70年前までさかのぼります。1955年パリ・ミッション会が教会用地を購入したことから始まり、1960年2月に兵庫教会小教区として認可され、初代主任司祭モーリス・デュセヌ神父様が就任いたしました。
その後、1965年8月8日(日)田口芳五郎司教様の司式により献堂式が執り行われ
聖家族に捧げられた教会として歩みはじめました。
1995年の阪神淡路大震災により司祭館は全壊となりましたが、聖堂は大きな被害も無く当時の面影のまま今日に至っています。


兵庫教会の神父様

 
主任司祭:松永敦 神父様
出 身 地:三重県名張市
生年月日:1977年6月7日
趣   味 :美術鑑賞、ジョギング

兵庫教会の宝物

普段目にする事はありませんが、兵庫教会の屋根にも十字架が建てられています。ただ、この十字架は、祭壇上のペントハウスの上に建てられていますので、建物から離れないと見る事ができません。特別大きな十字架ではありませんが、朽ちる事無くしっかりと建っています。 

兵庫教会を真上から見ると袖を広げた服の様な形状をしています。司祭服、侍者服がモチーフでしょうか?

 意図して設計をしているのかなというのを感じます。 当時、どの様な思いで兵庫教会設計をなされたのでしょうか?


祭壇後ろのステンドグラスです。幅約1m 高さ約1.5mです。ステンドグラスを観察すると右下の部分に銘板があり、製作・作者名が表示されています。

銘板には Gabriel Loire Cortes FRANCE 1965と記載されています。作者は、ガブリエル・ロワール (1904年4月21日~1996年12月25日92歳)フランス人のステンドグラス作家です。


この十字架は、初代主任司祭のモリス・デュセヌ神父様がフランスから持ってこられた十字架となります。

この十字架はとても古い物でパリ外国宣教会の至宝との事です。
(グイノ神父様談)

聖堂横の通路床には2つのサイコロがデザインされています。

所でこのデザインが、いくつあるか数えた事はあるでしょうか?また、サイコロの目の合計はいくつになるかも数えた事があるでしょうか?

全部で20箇所あり、さいころの目の合計は148となります。ぜひ確かめてみて下さい。

はじめての方へ

《だれでも教会に行ってもよいのですか?》

もちろん、遠慮なくお越し下さい。生きがいや神の救いをもとめている方々のために、教会の門はいつも開かれています。

教会は皆のものです。なぜならば、人間はみな神の子だからです。若い人も年配の人も、元気な人もそうでない人も、すべての人はみな、神の子なのです。

神様はみなを愛(=大切)しておられるからです。あなたも、神から愛されています。

私たちは、毎週日曜日になると、教会に集まって、神を礼拝し、教えを聞きます。

どうぞ、私たちと一緒に神に祈り、教えを聞きに来てください。

 

《教会をはじめて訪れたときは、どうしたらよいのですか?》

教会の入り口に案内する方がいます。はずかしがらず「はじめてなのですが…」とおっしゃっていただければ親切にご案内いたします。

なにも心配なさらなくても大丈夫です。はじめはなにもわからなくてもいいのです。そのうち少しずつわかるようになります。

早めにお越しいただきますと神父さまにご紹介させていただきます。とっても親切に迎えてくださいますよ。

 

《「ミサ」ってなに?》

ミサとは、カトリック教会で行う一番大事な祈りです。人々が集まりに賛美と感謝を捧げる儀式です。

儀式を通じて、イエスが何をしたのかを忘れずに思い起こし、神とともにいることを実感することに意味があります。

それと同時に、一緒にミサに参加をしている人たち、さらには神につくられたすべての人たちとつながっていることを実感する儀式でもあるのです。

 

《ミサにはいつ行けばよいのですか?》

日曜日の他に、平日、また、結婚式、葬儀などの大事な時にも行います、詳しくはミサの時間をご確認下さい。

司祭(神父)が司式し、信者とともにミサを捧げるのです。もちろん信者だけでなく一般の人も参加できます。